ABOUT ACE COMBAT
エースコンバットってどんなゲーム?
エースコンバットは、1995年6月30日に発売された、3Dフライトシューティングゲーム。アーケード筐体の「エアーコンバット」を下地とした作品で、縦横無人に空を駆け回れるのが、シリーズを通して共通する魅力である。3Dのシューティングゆえ、マップは前後左右に加え、縦方向にも動ける。大きな立方体の中ならどこにでも行ける。これはまさに、実際のパイロットの疑似体験とも呼べるものである。2019年1月17日にPS4/XBOX ONE/Steam向けに発売された「エースコンバット7」が、最新作となっている。
難しそうで不安……
敵をロックオンして…
ミサイル発射! 敵機を撃墜!
エースコンバットの戦闘システムは、とてもシンプル。レーダー(画面左下にある枠)で敵を探し、発見したら敵に接近する。ロックオンしたら、ミサイル発射ボタンを押せばOK。これで敵を撃墜できる。ロックオンもミサイル誘導も全て自動だ。これは、実際の現代戦闘機もそうだからである。もちろん、ミサイルの誘導は100発100中ではなく、敵の後ろについて撃つ必要がある。敵も攻撃してくるから、回避行動も必要で、そこに戦闘の駆け引きが生まれる。しかし、シューティングゲームでありがちな、高い反射神経を要する弾幕避けなどはなく、誰でも簡単に遊べるのがエースコンバットの魅力となっている。難易度選択も可能で、クリアが難しければ同じミッションを繰り返してクレジットを稼ぎ、より強い機体で再チャレンジもできる(一部作品ではフリーミッションが実装されていないこともある)。基本的に、誰でもクリアできる難易度と言っていい。
実在の戦闘機が多数登場
本シリーズのもうひとつの魅力は、実在の戦闘機が数多く登場すること。写真はF-14D スーパートムキャットだが、他にもロシア、ヨーロッパなどの有名機体に乗ってプレイできるのだ。ミリタリーファンだけでなく、戦闘機に興味のない人も、きっと戦闘機に興味を持つだろう。
魅力的な世界観
エースコンバットの多くの作品(ナンバリングと『X』)は、「ストレンジリアル」と呼ばれる架空の世界(地球)が舞台となっており、シリーズは互いに関連性を持っている。そこには個性的なキャラクター、国家、地理、歴史、思想などが存在し、まるで本当にある世界のように感じるほど、世界設定は緻密。この世界観に触れてみるのも、本シリーズの楽しみ方のひとつである。なお『X2』、『AH』、『INFINITY』は現実世界が舞台だ。
どの作品からプレイするのがいいの?
現在プレイ可能なエースコンバットシリーズは、PS作品として『初代』、『2』、『3』、PS2作品として『04』、『5』、『ZERO』、PS3/X BOX360作品として『AH(アサルトホライゾン)』、XBOX360作品として『6』、PSP作品として『X』、『X2』、3DS作品として『3D』、PS4/XBOX ONE/Steamの最新作『7』が存在する。ハードの普及と現在稼動していることを考えると、やはり『7』が最もオススメ。難易度は、シリーズのなかでも難しい方に分類されるが、アップデートで低難易度の『Casual EASY』が実装されたり、強力なDLC機体が最初から使えるなど、かなり遊びやすくなっている。ミッション途中のチェックポイントもあるから、やり直しもしやすい。しかし、過去ハードが稼動状態にあるなら、『04』や『ZERO』も適度な難易度で遊びやすい。XBOX360があるなら、チュートリアルが充実した『6』から初めてもよいだろう。世界観は共通だが、どの作品も独立したストーリーだから、手持ちのハードのタイトルを探してみるのがオススメ。