シエラプラタにおける弾道ミサイル基地爆撃作戦から2日後、ロングレンジ部隊に新たな任務が与えられた。以前、トリガーとカウントが所属していた第444飛行隊が爆撃し、壊滅させたアルティーリョ港の一部が修復され、新型潜水艦の補給と整備が行われているという。今回オーシア国防軍准将であるハワード・クレメンスは、エルジアの潜水艦アリコーン鹵獲作戦を提案。とある情報元によると、大量破壊兵器がアリコーンに搭載されているとされ、これを元に終戦後の和平交渉を有利に進めるというのが本作戦の狙い。すでにオーシア海軍から揚陸艦を含む艦隊が派遣されている。ストライダー隊は、オーシア情報局デイビット・ノース協力のもと、航空優勢の確保および鹵獲艦隊の護衛をすることになった。

 

　ブリーフィングでは味方電子戦機が作戦と同時に投入される予定だったが、到着が5分遅れることになった。まずは、制限時間16分以内に規定スコア（難易度ACEは30,000）を取得しなければならない。敵のほとんどは戦闘機または攻撃機なので、空対空兵装が使える機体で出撃しよう。ミッション開始後、前方にF-4E、F/A-18F、F-15E、F-22A、Su-57などが大量に押し寄せてくるので、これを丁寧に撃破する。

 

　ミッション開始から3分後くらいに味方の電子戦機EA-18Gグラウラーが登場する、ESMによる味方支援の効果は絶大で、レーダーに青く表示される範囲に入ると、MSLのロックオン速度、ロックオン距離、弾速、誘導性能、威力などが飛躍的に向上する。このエンチャントを有効に使いながら戦うのが、このミッション最大の要。特にF-22AやSu-57などを除く大半の敵機はMSL1発で撃墜できるため、弾薬の節約にもなる。

 

　残時間が10分30秒前後になると、東西からハリアー4機編隊が赤TGTとして飛来する。鹵獲艦隊を狙ってくるので、後方からマルチロックミサイルなどで速やかに撃墜しよう。なお、MiG-31Bも出現するが、北に向かって飛び去ってしまう。次に、北から敵の電子戦機EA-18Gグラウラーが3機出現。こちらのMSLのロックオン性能や誘導性能を低下させるジャミングを行うのでやっかい。中央のEA-18Gはカウントがすぐに撃墜してくれるので、自機は東、西の敵電子戦機を片付けよう。そしてまもなく、自機がいる方向とは反対側からSu-34×4機が赤TGTとして出現。こちらも味方艦船を攻撃するので、速やかに撃墜する必要がある。

 

　この辺りでムービーが流れ、Su-47×2機（RAGE、SCREAM）が西から出現。敵はECMによりダミーの護衛機を複数レーダーに表示させてくる。撃墜にはMSLが3発必要なので、出現したらすぐに味方電子戦機のESM範囲内に入っておこう。そうすれば開幕からすぐ、MSL2発をヘッドオンで叩き込んで撃墜できる。もしこれを外しても、ESM内であればSu-47と有利に戦えるはず。一方を撃墜すれば、もう一方は去っていく。 その後、アリコーン周辺の地上エリアに敵車両、そして西からSu-34が再び出現する。これらは赤TGTなので速やかに片付けよう。

 

　その後、制限時間が終了するまでに、F/A-18F、F-15E、Typhoonなどの増援がくるので、可能な限りスコアを底上げしよう。この段階で42,000スコア前後を取得していれば、Sランクに十分手が届く。

 

　アリコーンから巡航ミサイルを搭載した艦載機が離陸するムービーの後、ミッションアップデート。Rafale SACS×4機を追いかけ、素早く撃墜しなければならない。途中で左、右と進路を変えながら逃げるが、最初の左旋回時に機銃などでダメージを与えておくとスムーズだ。撃墜には各機体MSL3発が必要だが、マルチロック兵装を使うとフレアで回避されることが多く、雲によりロックオンにも時間がかかる。この場合機銃で削りながら、MSLを確実に当てていこう。なおSランク取得には、ミッションアップデート後、およそ1分前後で全機撃墜しなければならない。SACSがマップ外へ離脱する直前まで撃墜できないと、前半ハイスコアを獲得してもSランクが難しくなる。