ユージア大陸中央西部、ガンター湾の真北に位置する地域がシラージ。エルジア領の南西部にあるが、かつては「シラージ大公国」として存在していたものの、革命によって王政が倒れたことで、旧王制時代のエルジアから侵略を受け、灯台戦争開始時にはエルジア領シラージ自治州となっている。王位継承者はEASA所属のミハイ・ア＝シラージ。小さな山の上には歴史を感じさせる古城が現存しており、山の麓には城下町として居住エリアが確認できる。付近には大きな河川が流れ、橋や交通路も建造された。城下町の外側はのどかな風景が広がり、小高い山々が点在している。

 

　2019年10月24日、タイラー島の戦いで物資が消耗したロングレンジ部隊は、シラージ城にある物資を略奪すべく同地に攻撃をしかけた。シラージ城および城下町には多数の対空兵器が敷かれ、ソル隊をはじめとする戦闘機もスクランブル発進し、ロングレンジ部隊と交戦。その後、シラージの王位継承者であるミハイが、新型戦闘機X-02Sで迎撃に向かうも、ストライダー隊トリガーに撃墜されている。