top of page

Gracemeria グレースメリア

map_gracemeria_bay_ac6_1.jpg
map_gracemeria.jpg

エメリア共和国首都

 アネア大陸の中央南部に位置し、エメリア共和国の首都がグレースメリア。その歴史は古く、中世時代は王政国家として栄えた。古来より恵まれた土地であり、その支配権を巡って度重なる争いが勃発。この危機を救うべく、アウレリウス二世は古代神話に伝わる「金色の巨人」をモチーフとした金色像を作らせ、国を治めたという逸話が伝えられている。2016年現在でも金色像はグレースメリア城に置かれており、エメリアの強さを物語っている。また、城の地下にはユリシーズの被害を防ぐ避難用シェルターも建造され、実際に1万5000人の避難民が収容された。

 一方グレースメリアは王様湾(キングスベイ)の傍にある港湾都市でもあり、西の旧市街地(チェスターシティ)と東の新市街(ノーヴァスメリア)を、市を象徴する巨大な王様橋(キングスブリッジ)が結んでいる。旧市街地は小高い丘に築かれた王城を中心に古くからの街並みが残り、城の麓には森と湖もある。一方、湾を隔てた東の新市街地は高層ビルが立ち並び、一転して近代的な街並みが広がる。付近には議事堂が置かれるほか、新市街地の東にはエメリア放送局がある。そこからさらに南東には、居住区として集合住宅などが並んでいる。またグレースメリアの防空拠点として、西側には空軍基地も擁している。

 1999年に降り注いだ小惑星群ユリシーズの被害も最小限に留まり、長らく平和を享受してきたグレースメリアだが、2015年8月、度重なる内戦で困窮していたエストバキア連邦の電撃的な侵攻を受けた。これがエメリア・エストバキア戦争の始まりである。この攻撃でグレースメリアを象徴する王様橋が損傷。エメリア空軍はガルーダ隊をはじめとする各部隊をスクランブル発進させるものの、エストバキアの強大な戦力の前に戦況は不利な状況に陥いり、首都放棄を余儀なくされた。なお、この緒戦でエストバキア連邦のシュトリゴン隊リーダー、ヴォイチェク中佐が負傷している。

 アネア大陸の西にあるケセド島南西部まで撤退したエメリア軍だったが、同年11月のヴィトーツェ市防空戦を契機に反攻に転じ、2016年3月にはグレースメリアに舞い戻る。エストバキア軍はグレースメリアを武装化して徹底抗戦を図ったが、ガルーダ隊の活躍によりエメリア軍は首都解放戦に勝利した。その直後エストバキア軍のトップエース、パステルナーク少佐が最新鋭戦闘機CFA-44に搭乗し、ガルーダ隊の前に出現。マーレボルジェと呼ばれる無人機を操り攻撃を仕掛けてくるが、ガルーダ隊と一騎打ちになりパステルナーク少佐はグレースメリアの地に堕ち戦死した。その夜、首都解放に市民が湧いていた頃、巡航ミサイルがグレースメリアを襲う。アネア大陸の北にあるソーン島から発射された複数のミサイルは、エメリア空軍により撃墜され首都の壊滅は辛くも免れた。

ミッション

ギャラリー

bottom of page