ユージア大陸の南西に位置する赤道直下の島。北東には大陸のガンター半島が存在し、周囲はスプリング海で囲まれている。灯台戦争開戦前、島の南部には国際停戦監視軍の大規模な駐留基地が存在していたほか、宇宙開発拠点として開発が進んだ場所でもあり、各所にロケット発射台が建設されている。タイラー島からガンター湾にある国際軌道エレベーター（ISEV）まで無補給で行ける距離にあることから、ISEV建設の支援拠点にもなった。また、島の北東にはマスドライバーの発射レールがあり、付近にはSSTOが置かれている。沿岸部には貨物船が停泊できる港があるほか、住宅が密集した居住エリアも確認できる。

 

　灯台戦争の開戦からまもなくエルジア支配下に置かれたが、後に第444航空飛行隊（通称、懲罰部隊）がこの基地の奪還作戦に加わった。その後、オーシアおよびエルジア両国の通信衛星が破壊され戦争が混乱を極めるなか、ロングレンジ部隊もタイラー島に向かうことになった。2019年10月10日、オーシア軍の駐留基地を目指したものの、敵味方の判別が付かない状況で激しい戦地と化しており、オーシア軍は撤退。さらにエルジア急進派による難民の虐殺まで行われていた。元懲罰部隊のエイブリルとタブロイド、エルジア王国の王女コゼットは行動を共にしており、島の難民キャンプで過ごしていたが、ロングレンジ部隊の協力により難民を襲撃していたエルジア急進派の撃退に成功。その後、アーセナルバードへの補給を目的としたサプライシップが発射されるも、ストライダー隊トリガーはこれを撃墜している。