グレースメリアの北に位置する地域がフォートノートン。険しい渓谷が形成され、そこに沿うように川が流れている。渓谷内の川は、グレースメリアの水源のひとつであるアルマ川に繋がる。周囲には針葉樹林が生い茂り、この一帯を抜ければ大都市グレースメリアを一望できる高台になっている。陸地を渡す大きな橋のほか、ラーズリーズ鉱山も存在。谷底にはいくつかの鉱業施設も確認できる。

　2016年3月、エストバキア軍によるグレースメリア焦土作戦の計画が明らかになり、大量破壊兵器の触媒がフォートノートンに隠匿された。国家治安諜報部による当情報を受け、エメリアはエストバキアの輸送部隊を急襲する作戦を企図。軍の精鋭であるガルーダ隊がこの任務に当たり、渓谷内に駐屯する輸送部隊の殲滅に成功した。その後、基地に帰還する際にエストバキア空軍の大部隊が襲来し、ガルーダ隊は窮地に陥る。しかし、エメリア空軍の援軍が駆けつけ、エストバキア軍勢との激しい空戦が行われたが、エメリア軍が勝利。グレースメリア焦土作戦は阻止された。