ユージア大陸の南東に位置する美しい島々がコモナ諸島。フォートグレイス島の南西にあり、周囲は海で囲まれている。一部の島と島は連絡橋で結ばれており、陸路での往来も可能。西にある島にはロケット発射施設があり、コモナ大学などの研究機関が置かれている。1994年、コモナ大学は地球に降り注いだ小惑星ユリシーズの予測軌道を計算し、北半球を中心とした広範囲に甚大な被害をもたらすと予想した。東の島は観光地としても有名で、最後の楽園とまで言われている。ここはホテルなどのリゾート施設、民間の空港も存在する。

　1990年後半のユージア紛争では、クーデター軍の試作大型爆撃機XB-10の開発拠点となったが、スカーフェイス隊によりこれらは破壊されている。2003年から始まった大陸戦争時、ISAF軍は偵察衛星をコモナから打ち上げる計画を立てていた。それを察知したエルジア軍はこれを阻止するべく、黄色中隊をはじめ無数の制空戦闘機やステルス爆撃機を送り込み、2004年12月、コモナ諸島の空は機関砲とミサイルが飛び交う激しい戦場と化した。しかしISAF軍メビウス1の活躍もあり、ロケットの打ち上げに成功に終わった。大陸戦争終戦後の2013年1月、国際軌道エレベーター（ISEV）のケーブル運搬ロケットがコモナ宇宙基地から打ち上げられた。2040年にはニューコムのロケット発射基地が置かれており、ゼネラルリソースとの戦闘の場になった。