アネア大陸の南にある港湾都市がサン・ロマ。ドアイパルム湾に面しており、市内には近代的な高層ビルが立ち並ぶ。その周囲はタルボ工業地帯として栄えており、多くの工場や港湾施設が建設されている。さらに湾内の埋め立て地には、民間と軍が共用する飛行場（カヴァリア空軍基地）があり、何本もの滑走路が走るこの場所は、エメリア中部のハブ空港として機能する交通の要であった。大陸西側とサン・ロマ市を結ぶハイウェイも確認できる。

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　エメリア・エストバキア戦争では、開戦当初はエストバキア軍の占領下に置かれ、カヴァリア飛行場の民間機も徴収された。しかしケセド島へ撤退したエメリア軍は、グレースメリア奪還を目指して東に進軍。その途中、エストバキアの重巡航管制機アイガイオンの攻撃を受けたことで、首都奪還の前にサン・ロマのカヴァリア空軍基地を奪還し、対アイガイオン戦の前線基地を築くことにした。地上からはワーロック隊、ドアイパルム湾からはマリーゴールド艦隊が進軍。エメリア空軍も航空支援を行い、サン・ロマ市の解放と空軍基地奪還を果たした。