ケセド島の北東にある山岳地帯はマルチェロ山脈と呼ばれている。真冬でも山麓には針葉樹林が広がり、白い雪に覆われた尾根とのコントラストが見るものの目を楽しませてくれる。また、麓にはヴェローナ湖があり、付近は緑が生い茂る。その一方、ここには強固な防御力と攻撃力を兼ね備えた防空要塞（バルトロメオ要塞）が築かれており、侵入するものを拒んでいる。

　エメリア・エストバキア戦争時、ケセド島南西部まで撤退したエメリア軍。その後反攻に転じ、ケセド島を北東に向かって進軍した。アネア大陸本土奪還のためには、マルチェロ山脈のバルトロメオ要塞を通過する必要があったが、エストバキア軍はここを拠点に防衛網を展開していた。陸軍は、西側からワーロック隊、東側からクォックス隊が進軍。さらにガルーダ隊をはじめとする空軍の航空支援により、バルトロメオ要塞を突破。アネア大陸上陸への道を切り開いた。